富士山噴火に備えた防災グッズ

 富士山噴火に備えて、どんなものを用意しておけばよいのでしょう。非常持ち出し袋に、いつでも入れられるようにしておくものは、次のようなものです。
・印かん、現金、貯金通帳
・救急箱
・懐中電灯
・ライター
・缶切り
・ロウソク
・ナイフ
・衣類
・手袋、軍手
・水、食品(非常食、レトルトやインスタントなど)
・毛布
・ラジオ
・ヘルメット、防災ずきん
・乾電池
・マスク
また、可能であればゴーグルがあるとなお良いでしょう。火山灰は、木材などを燃やした灰とは異なりガラス質のものです。目に入ってしまいこすったりすると、眼球を傷つけてしまいます。危険区域に住んでいる人は、これらを事前に準備して、いつでも速やかに避難できるようにしておきましょう。また、長期化の可能性もありますので、普段薬を飲んでいる人は、薬と処方箋もすぐに持ち出せるようにしておきましょう。
危険区域ではなくても、降灰の可能性がある地域であれば、やはりマスクやゴーグルは用意しておいたほうがいいです。その他、乾電池で充電できる携帯の充電器や、帰宅困難になった時に備えて、地図を用意しておきましょう。
用意した防災グッズを、どう持ち出すのかも考えておくとより安心です。大き目の背負いやすいリュックや、重くなっても運びやすいようキャリーケースやスーツケースがあればそれを活用するのもいいでしょう